新潟県で外壁塗装・屋根塗装等を承っております、渡辺塗工です。
外壁・屋根の劣化でも、初期の段階で現れやすいのが「色褪せ」です。
新築時と比べて退色していたり、見た目がまだらのようになっていたりするのが特徴です。
この色褪せ、どういった原因で起こるのでしょうか。
色褪せを発見したら、ただちに屋根・外壁塗装をしないといけないわけではありませんが、「そろそろかな」と腰を上げる段階といえます。
今回は色褪せの主な原因と、色褪せしにくい塗料の色について、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
■ 色褪せの原因とは?
色褪せの原因としては、以下が考えられます。
・紫外線
大部分の原因として、塗料や外壁材に含まれる顔料が紫外線による影響を受けることにより、色褪せが起きるとされています。
顔料は塗料に色を加える材料ですが、これらの分子結合を紫外線が分解するため、築10年たつころには新築時に比べて、色褪せた見た目になるでしょう。
・酸化は関係ない?
他のサイトでは、塗料の酸化などを原因としてあげていますが、現在住宅に使用されている塗料には、酸化によって劣化するものは使われていないと考えていいでしょう。
酸化とは、空気に含まれる酸素と結合して新しい反応が出ることで、金属のサビなどが該当します。
酸素に触れているという状態なら、冷蔵庫などボディを塗装されている製品も色褪せが起きることになりますが、実際には起きていないので、酸化は色褪せには関係ないといえるでしょう。
■ どこが色褪せしやすい?
色褪せを起こしやすい場所としては、このようなところがあげられます。
最初に発見した部分以外にも、色褪せが起きているかもしれません。
・日当たりのいい外壁
紫外線が原因として考えられるため、日当たりのいい場所の外壁は色褪せが起きやすいでしょう。
西側や南側に面している場合はとくにあてはまります。
・屋根
別の建物の影に入らなければ、屋根は外壁よりも紫外線がかかりやすいため、色褪せが起きやすいでしょう。
瓦屋根や一部の屋根材だと起きませんが、すでに塗装されている屋根やカラーベスト、金属屋根で見られます。
・2階から上
2階から上の高さになると、1階に比べて紫外線が当たりやすく、色褪せがあるでしょう。
くもりの時などに見ると、分かりやすいかもしれません。
■ 色褪せしにくい色は?
色褪せしている外壁があるということは、紫外線が当たりやすく、今後も色褪せが起きやすいという弱点があります。このような色の塗料を選ぶといいかもしれません。
・白
太陽光(紫外線)を吸収しにくいため、色褪せが起きにくい色です。
「ラジカル制御系塗料」だと、白の顔料に含まれる酸化チタンが、劣化を進めるラジカルの発生を抑えるため、劣化のスピードを遅くします。
なお、色褪せはしにくいですが、汚れが付着すると目立ちやすい色のため、立地によっては避けたほうがいいでしょう。
・黒
黒の顔料に含まれるカーボンブラックは、分子の結びつきが通常の顔料よりも強いため、色褪せが起きにくいです。
ただ、白と同じく砂埃などの汚れがつくと目立ちやすいでしょう。
熱を吸収しやすいため、金属サイディングだと、夏場は表面が熱くなる可能性もあります。
・青系
日の当たる場所にあるカラフルなポスターなどは、時間がたつと全体が退色して青色になることがあります。
これは光を反射するためで、青も色褪せしにくい色です。
外壁塗装だと、選ばれることの少ない色ですが、馴染みやすいくすみカラーなどもあります。
■ 色褪せしやすい色は?
色褪せしやすい色としては、赤・黄があげられます。
塗ることも可能ではありますが、非常に目立つ色のため、あまり外壁に用いる方はいないといえるでしょう。
注意したいのは、屋根の塗装です。
屋根の塗装に、赤系の色を使う方は多いため、その際は色褪せを考慮したほうがいいでしょう。
劣化の進みにくい、フッ素塗料などの高グレード塗料の使用もおすすめです。
■ 新潟県下越・中越エリアでの外壁塗装は「渡辺塗工」まで!
★Before
★After
渡辺塗工は新潟市にございます、塗装専門店です。
外壁の色褪せは、劣化が起きているという大事なサイン。
防水性が失われ、雨水を吸いやすくなっている可能性があります。
築10年目前後でしたら、ぜひ劣化が大きく進む前に、外壁塗装・屋根塗装をご検討ください。
なお、外壁の劣化が気になっておりましたら、お気軽に現地調査・お見積りをご依頼くださいませ。
お見積りは無料で承っており、内容にご納得いただけない場合は、断っても問題ございません。
■ まとめ
外壁が色褪せる原因として、紫外線による顔料の分子結合の分解が考えられます。
劣化のひとつとして起きる現象のため、近いうちに外壁塗装を計画することをおすすめします。
立地として色褪せが起きやすい可能性があるため、気になるときは色褪せのしにくい色の選択も視野に入れてみましょう。